旗幟鮮明 1142019/01/01
NO.114 利他に生きる
昨年の漢字は「災」、流行語大賞では「そだねー」が年間大賞となり、「(大迫)半端ないって」等がトップ10に入った。しかし、その中には、私自身も全く聞いたことのない「ご飯論法」が選ばれていた。これは、ボクシングで疑惑に上がった「奈良判定」のように、審査員達が自ら忖度して安倍批判を盛り込もうとしたということか。今年もやはり、マスメディアとの戦いは続きそうだ。
また、確かに昨年は自然災害の多かった年であり、県内の農産業にも被害が出た。議会において、引き続き、しっかりと様々な災害対策を行うとともに、被災者への迅速な対応にも尽力したい。そして、これまで教育正常化を掲げてきた者として、神奈川県のいじめや不登校・暴力行為が再び悪化している状況を改善していきたいと思う。
さて、前述した流行語大賞トップ10には「スーパーボランティア」も選ばれたが、当の尾畠春夫さんは「当たり前のことをしただけ」と言って受賞を辞退した。正に利他に生きている人だ。
明治維新150周年であった昨年、NHKでは、維新の英傑である西郷隆盛を主人公にした大河ドラマ「西郷どん」を放映していた。
「命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困るものなり」
利他に生きた西郷の言葉だが、こんな生き方をしたいと思った元旦である。