旗幟鮮明 1412021/05/06
NO.141 ウイグル人の訴え
4月20日から5月11日まで、改正特別措置法に基づく「まん延防止等重点措置」が神奈川県に適用された。これに伴い、時短要請等に応じた飲食店に新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金(第9弾)が交付されることになる。
今回は横浜市・川崎市・相模原市の3政令市とそれ以外の地域では要請内容と交付金額が異なり、尚且つ、店舗の規模や売り上げに応じた交付金が支給される形になる。この変更は従来の一律協力金に対する不公平是正の要望が多く寄せられたことに依るものだ。しかしながら、協力金額の算定方法に理解しづらい部分があり、今後、協力店舗に対して県からの丁寧な説明が必要である。
さて、欧米各国が中国の人権問題を糾弾する中、4月10日、かながわ県民センターにおいて「21世紀の『ジェノサイド』ウイグルの真実〜パネル展・講演会」が開催され、私が開会挨拶を述べさせていただいた。本当に多くの方にご来場いただき、在日ウイグル人の訴えにしっかり耳を傾けてくれたことに感謝である。
挨拶の中で、私は次のように述べた。
「日本はアジアで最も平和で成熟した民主主義国家。憲法にもある通り、私達は自国のことのみに専念して他国を無視してはならない。ウイグル、チベット、南モンゴル、香港の人達の声を真摯に聞くべきだ。そして、彼らを助けることで日本が名誉ある地位を占めることになる」